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奥多摩トリップへの先遣隊レポート Part2 ― 境峡谷釣り堀キャンプ場編  です!

2022年10月17日

 「立ち返って落ち着いていれば、あなたがたは救われ、静かにして信頼すれば、あなたがたは力を得る」(イザヤ30:15)

 

落ち着きと静けさと主への信頼

 

 冒険と心地よいエクササイズを経験した「日原鍾乳洞」を後にして、境峡谷釣り堀キャンプ場へと向かいました。ここは、まさに主の静けさがあり、主に立ち返って落ち着き、静かに信頼して、力を得る、喜ばしき場所だと思いました。

 

 駐車場から20mほど歩いてキャンプ場へ。そこに10m四方の石の釣り堀が2ケ所あり、オーナーの清水さん夫妻が笑顔で出迎えてくれました。

 

家族的な「境峡谷釣り堀&キャンプ場」に決めた理由

 

 奥多摩は、渓流や峡谷、そして魚釣りが魅力の一つで、私は「親子で釣りもできたら楽しいだろうなー」と思いました。奥多摩には、釣りができる施設がたくさんあることを、奥多摩町役場の観光課や産業課の皆さんから聞いていました。また、2年ほど前にこの地域に引っ越されたホームスクーラーの佐藤さんに、今回の計画について相談していたのですが、「それは面白そう!」と好反応。ほかにも大勢の皆さんのアイデアや協力で実現の道が開かれました。

 

 今回、約6ケ所の釣り堀にコンタクトを取りました。その中で、一番家族的な雰囲気だったのが「境峡谷キャンプ場」の清水場長。雨が降っても対応可能な施設があり、費用も良心的で、ヒメマスのつかみ取りや炭火焼等、フレキシブルに実施してくださるとのこと。「私たちのニーズに合っている。素晴らしいな!」と思い、お願いすることにしました。少し歩くと峡谷にも行けるとのことで、それも楽しみでした。

 

 打ち合わせを重ねる中で、釣ったばかりの生きた魚のさばき方教室や、炭火の起こし方等も教えていただけるとのことで、これは子どもたちの将来への良きレッスンにもなるだろうと思い、お願いしました。私は小5の時、クラスのみんなで釣り堀に連れて行ってもらった記憶が今でも心に残っています。後始末で包丁を洗っている時に、包丁の刃を親指で洗い、見事に流血になり、家に戻って、母が苦笑いして包丁の洗い方を教えてくれたことも、50年近く経った今でも覚えています。今度のトリップも、子どもたちへの良き体験デーとなればいいなと祈ってます。

 楽しい打ち合わせを終え、「降りていただければ、渓流は5分ぐらいで行けますので」と清水さん。早速、向かってみました。

 

 坂の小道をゆっくり歩いて5分。3日あまり雨が降り続いたせいか、岩場に勢いよく水が流れ込みます。人間の手がまったくつけられていない渓流。小鳥たちのさえずりと、風にそよぐ樹木の枝や葉っぱ、そして水の流れの音だけが聞こえてきます。神さまの創造との出会いです。このまま、1日ぼーっとしていたら、豊かなリフレッシュになるなーと思いました。

 

 せせらぎを聞きながら、イザヤ書にある聖句を思いました。「立ち返って落ち着いていれば、あなたがたは救われ、静かにして信頼すれば、あなたがたは力を得る」(イザヤ30:15)

 

 その後、清水さんご夫妻に挨拶して、キャンプ場を後にしました。

 そこから車で5分ほど行くと、奥多摩湖です。東京の水の5分の1は、この湖の水で賄われているそうです。きれいな湖ですが、時間的に無理な場合はカットし、奥多摩駅へ直行しようかなと思いました。

 

 翌日、バスを手配くださっている西東京バスの石垣さんにその旨を伝えると、「うーん。あそこはキャンプ場から近いですし、紅葉の時期はきれいなので、まだ、プランに入れておいたらどうでしょう?」とのことでした。

 

 石垣さんたちも、今回のフィールドトリップを一生懸命、応援してくださっている方々の一人です。それで計画は残し、あとは時間を見て、当日、決めることとしました。

 

 先遣隊、とても楽しい1日でした。

 

 疲れやすい現代社会。素晴らしい2022年の秋、参加できる皆さんとご一緒し、「鷲のように翼を広げて上り」(イザヤ40:31)、主に立ち返って落ち着き、静かにして信頼し、力を得られるように(イザヤ30:15)、またホームスクーリングの日々が一層、主に祝福される1日となるようにと祈りました。ぜひ、ご参加のご検討、また当日の祝福をお祈りください。

 

                            

                       主にありて

                          

                        稲葉 寛夫