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ホームスクーラー 山崎君、朝日アマチュア囲碁名人戦山形大会で優勝!

2021年6月29日

 第15回朝日アマチュア囲碁名人戦の山形県大会(朝日新聞社主催)が5月30日に開催され、ホームスクーラーの山崎恵大君(16)が優勝しました。その2週間前の第65回山形県囲碁大会(山形新聞社主催)のベスト4に続く快挙です。今月は次男のホームスクーラー、光基君が、文部科学省主催の「山形県少年少女囲碁大会」(優勝者は東京で行われる全国大会に出場可能。7月4日開催)に向けて特訓しています。

 山崎ファミリーへの祝福を全国の皆さんと共に祈っていければと思っています。

 

 お母さんのこずえさんからの一報です。「先日お祈りいただいた、恵大の囲碁大会、結果は優勝でした! お祈り感謝します! 稲葉さんのおっしゃる通り、親子の絆がしっかりしていることが、ホームスクーリングの根幹で本当に大事と分かりました。

 囲碁は、昔は紫式部や清少納言など女性がたしなむものだったそうです。最近はおじいちゃんやお父さんが子供(孫)を膝にのせて愛情を注ぎ、上達するという競技のようです。私は主人や子供の囲碁好きな姿を見るたびに、義父と主人と、長男の恵大と次男の光基の不思議な絆を垣間見てジーンとしています。『父の心を子に向けて、子の心を父に向けて(マラキ 4:7)』を思います。神様がなさっているホームスクーリングと考えると何でも出来るし不可能はないと、自分が直接教えられたような気がしました。ただただ神様を恐れ、褒めたたえます! 賜物を用いてイエス様の証人として、ますます世に出ていけるように祈ってます」

 

 恵大君は4年前から山形県囲碁大会に挑戦してきましたが、これまで予選突破はかなわなかったとのことです。その後、父の啓一さんや弟の光基君と共に腕を磨き、現在アマチュア7段にまで成長しています。

 5月15日の試合では、ベテランの強豪たちとの対戦が続きました。しかし独自の持ち味を出して、勝利! 試合後、「(登録名の)恵光学園ってどこにあるんだ?」と質問され、恵大君はホームスクーリングのこと、クリスチャンであることを喜んで話し、対戦相手や関係者の皆さんたちが、たくさん話してこられたそうです。

 決勝トーナメントでは囲碁仲間のAさん・Bさんと対局、惜しくも僅差で敗れましたが、初の決勝トーナメント出場でベスト4! 好成績で県大会を終え、2週間後の朝日アマ名人戦に向かうこととなりました。

 

 以下、山崎さんファミリーが制作されている「片谷地HS通信5月号」を紹介させていただきます。

<祝福あふれるプレゼント>

 1月末、碁石と碁盤を持った友人ご夫妻が、我が家を尋ねられました。お話を伺うと、なんと囲碁セットを譲りたいとのこと。ご夫妻のお父様の形見であるが使う人がいないので、誰かに使ってほしいとのことでした。高価な本カヤの碁盤・柿の碁笥・そして石は めのう碁石!全て高価なものばかり。特にめのう碁石にはひと際感動しました。

 「城壁は碧玉で築かれ、都はすきとおったガラスのような純金で造られていた。都の城壁の土台は、さまざまな宝石で飾られていた。第一の土台は碧玉、第二はサファイヤ、第三はめのう、第四は緑玉、第五は縞めのう、第六は赤めのう…であった。(黙示録21:18~26)」

 天国を彷彿とさせる、神様からの日頃のご褒美のような囲碁セットでした。

 「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している(イザヤ43:4)」

 神様は囲碁を祝福している、そして今年はGOサインが出ていると確信しました。

 

<朝日アマ名人戦で優勝!>

 朝日新聞主催の「朝日アマチュア囲碁名人戦」。県大会で全力を出し切った恵大は、猛特訓はせずに光基と頭脳パズルで遊んだり、家族で公園でキャッチボールや市は青木誠一コーチの教えを活かした50メートル走をして体を動かし、気分転換を図りました。

 大会当日、チア・にっぽんからいただいた「HEART OF CHRIST」のTシャツを着用して家族4人で駆け付けました。

 「神の国とその義を第一(マタイ6:33)」を心に、祈りと聖書通読をしつつ。恵大はこちらも初出場でしたが、危なげなく、どんどん勝ち切っていく。恵大の妙手を見ようと、ギャラリーも増えていきます。そんな中「この会場にクリスチャンが4人(※山崎家)もいるなんてすごい」と恵大。私たちも同じことを考えていました。最終戦は相手の完全に見える包囲網に、退却すると思いきや、ひたすら驀進し突破、大石を取って見事優勝しました!その姿、まるでギデオンのように思いました。

 表彰式ではユニークな囲碁トロフィーと賞状、賞品としてビールをいただきました。

 朝日新聞の取材のあと、恵大は今回の優勝で与えられた全国大会を辞退しました。彼はお父さんに従いました。主人の職場のコロナ対策のため、主人だけでなく、自分も県外は自粛すると決めていたからです。代わって準優勝の方が全国大会出場となりました。優勝したので来年は招待選手としてこの大会に出場することができます。家族の事情に明るく協力する姿勢も日頃のホームスクーリングの実であると、こちらでも主を讃えました!

 

 さて、賞品としてビールをいただいた私たちは、困惑しました。私たちはビールを飲みません。これをどうしたらよいか主に祈り求めました。すると、囲碁セットを下さった友人ご夫妻に大会の報告とともに差し上げてはどうか、となりました。私たちはそのように一致したので、すぐに友人宅を訪ねました。友人ご夫妻は大喜びで迎えてくださり、いきさつを話してまた喜んでくださり、最後にトロフィーと賞状を持って記念写真を撮りました。本当に良かったです。

 大切な囲碁セットを気前よく下さったお二人に、優勝報告と共に、ささやかでも恩返しができたのも感謝です。

 その後はそのまま両実家を訪問しました。私の手作りおかずを手土産に、恵大の優勝報告と記念写真を撮りました。義母は「コロナ禍で希望を与えるような囲碁を打つと言っていたけど、本当にそうだった。うれしいお知らせをありがとう」、闘病中の義父は「これは大変名誉なことだ!」と何度も喜んでいるとのこと、

 また、普段無口な父は「親戚に新聞を見せて孫が優勝したと話してきた!」と興奮と喜びの声をいただきました。まさに「神のなさることは、すべての時にかなって美しい。(伝道者の書3:11)」

「すべての事が相働きて益となる(ローマ8:28)」です(^^)/

 今は次男の光基が、7月4日の文部科学省主催の「山形県少年少女囲碁大会」(優勝者は東京で行われる全国大会に出場可能)に向けて特訓しています。イエス様からの祝福をお祈りいただければ幸いです。

【囲碁大会を通しての考察】

◎新聞に載ったことで、主人の職場の方から応援・祝福を受けて、ホームスクールに懐疑的だった人も応援に回ってくださった。実が見えると理解も一気に進む。「人の道が主を喜ばせる時、主はその人の敵をもその人と和らがせられる。(箴言16:7)」主の召しがある人は賜物を積極的に用いるのが良いと感じた

 

◎地域の掃除や草むしりに積極的に参加している我が家だからか?地域の人が好意を持ち「がんばって!」とわざわざ声をかけてくださった。

 

◎クリスチャンの皆さんや我が家のホームスクーリングを知っている親戚に大きな大会に出ることをお知らせし、祈っていただいたのは良かった。結果をお知らせしたのも良かった。

 

◎祝福の大きさに驚き恐れて、もういりませんと言ってはいけない。「タラントのたとえ(マタイ25:14~30)」むしろその祝福を受け止められるようさらに主に求めていく