| 巻頭言62号 |
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これはゼルバベルへの主のことばだ。
「権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって」と
万軍の主はおおせられる。
(ゼカリヤ 4:6) |
ハレルヤ! 皆さん、お元気ですか。マガジン20号記念号となりました。深く感謝し、喜びと共に、謹んでお届けします。今月は、セミナーやミーティング等、飛び込みで続きました。体力的にはハードでしたが、たくさん啓発され、恵みいっぱいの日々でした! 主のことばを、一層しっかりと握って歩みたいと思いました。 |
| チア・にっぽん代表 稲葉寛夫 |
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| 1.ピッツバーグから世界に流れる祈り |
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| 1月末、DVD聖書の本社がある、厳冬のピッツバーグを訪ねました。「この町は霊的な分岐点となった町だよ。アメリカがカトリックのフランス系の国家となるか、プロテスタントのイギリス系の国家となるか、雌雄を決する戦いがこの町で行われた。もし、カトリック系となっていたら、歴史は違っていたでしょう」。夜10時半、冷え込む丘の上で、ジム社長夫妻は私に話しました。メキシコ湾に向けて流れるオハイオ川に、ピッツバーグの夜景の、オレンジやグリーンの美しい輝きが反射していました。「ここで、アメリカ最大の伝道者の1人とされるシューメーカーは祈った。この街から、世界への伝道が開かれていくように。実際、多くの伝道者たちが生み出された。当時の世界最大の企業、USスティールの創設者、鉄鋼王カーネギーも、この街から立ち上がった」。「カーネギーは、ホームスクーラーの先輩でもありますね」。 |
| 斜陽産業となり、人口も半減した鉄の都、ピッツバーグ。しかし、伝道への光と流れは、今に続いている。私は思いがけない霊的なチャレンジを受けて、先輩方にならい「この群れから」世界に、伝道の光が流れていくように、改めて祈りました。 |
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| 2.ギデオンは冷遇されても、「追撃」を続けた! |
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| この出張は、チア・マガジンの締め切りと重なり、ホテルに戻ったあとに、午前4時まで執筆。寝たと思ったら、メールが不調だったらしく、午前5時に起こされ、睡眠1時間で、会議に臨みました。でも、そこでも励まされました。「プロジェクトが始まった90年代の初めは、みんなから『DVD聖書のニーズもないし、そんな時代は来ない』と言われ続け、馬鹿にされ、相手にされない時期が続きました」。ジム社長は、振り返ります。今は、30万枚、およそ11億円の売り上げ。「みことばの必要、そして映像の必要が来ると、確信して続けました。そして、時代は追いついてきました。今は、iPodとか、インターネットからのDVD聖書への利用依頼が続き、時間がない」「みなに馬鹿にされ続けた時代、私はギデオンを思いました。彼は、300人で主の大勝利を得たあとも、冷たくあしらわれます。エフライム人からも、スコテの民からも、ペヌエルの民からも。でもギデオンはあきらめず、ネガティブな声を気にせず、『追撃』を続けます。そして、勝利を受け取ります。モーセだって、荒野を40年まわる必要があった。私にも荒野が必要。そして、ギデオンのあきらめない、ネガティブな声に負けない、聖なる志を、私も持ち続けたいと思ったのです」。アーメンと思いました。 |
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| 3.誕生会のプレゼント |
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| 翌日はエミリの9歳の誕生パーティー。30人ほど集まって、陣取りゲームをして、盛り上がりました。私は「一番、盛り上がってる!」と言われましたが、実は、ゲームより、もっとうれしいことがありました。例年、誕生会に来てくれたみんなへのプレゼントに、私(父)からのリクエストということで、キリストのトラクトを入れるように導いていました。今年は出張等で、その準備ができませんでした。でも、エミリがみんなに配ったプレゼント袋には、自分で準備したキリストのトラクトが、入っていたのでした。ハレルヤ! |
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| 4.恥をかき、汗をかく |
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| 翌日、日本へ。VIPクラブの各地区リーダーの集いがあり、ここ数年、招いてもらっています。それで、来日の予定を4日繰り上げて、成田から直行することにしました。VIPということもあって、最初は、ディズニー映画会長室訪問やナルニアの話から始めました(詳細はマガジン巻頭言をご覧ください)。特にハリウッドのユダヤ人社会等について、皆さんが強い関心を示されたので、「それでも最近は、魂は福音を求め、興行成績の結果に出ている!」という趣旨で話しました。「ハリウッドのプロデューサーたちは、聖書的、家族的な作品を作りたかった。でも、できなかった。もうからないと思ったし、ユダヤ人社会のハリウッドでのタブーを恐れた。でも、メル・ギブソンは、そのタブーを破った。プロセスは、容易ではなかった。彼が訪問した7大スタジオは、みな、門前払いし、彼は、馬鹿にされ、相手にされなかった。俳優の仕事も失いかけた。でも彼は、あきらめなかった。そして名もなき、小さな配給会社が引き受け、封切られたのがパッション。800億円を超える大ヒットになった背景は、恐れずに恥と汗をかき、主のためにあきらめない心だった。それが、『ロード・オブ・ザ・リング』、『ナルニア』の成功につながった」。 |
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| 4.本質をつかんでくれた! |
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翌日はカナダの5ヶ月間ホームスティから帰国する3人を取材に、成田空港へ。「カナダに帰りたい!」「韓国語、覚えた!」「自分と神様の関係が、はっきりしてないことに気づいて」…とそれぞれ、笑顔。たくましくなった彼らは、本質を、また一つつかんでくれたようで、とてもうれしかったです。
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| 5.飢え渇く魂 マスコミの仲間たちからの励まし |
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| 週末は、学生時代、マスコミ入社をめざし、「松下村塾」のような形で一緒に勉強した仲間たちの25周年記念パーティーがありました。憧れのマスコミ入社を勝ち取った200人あまり。いわば「勝ち組」の人々の集いでしたが、特に私たちの世代(5期生)になると、入社当時の浮いた感じも消え、悩みや、考えることが多い模様です。 |
「牧師に転向した稲葉くん」と紹介されて、スピーチしました。「こんな選択をしてくれて、誇りだ! うらやましい」「チアのニュースレター、読んでるよ。励まされている」「神様のこと、もう逃げないで考えたい」といった温かいコメントが主流。特に2次会は、多くの友から、キリストの福音への質問が集中しました。 |
どこの世界でも、魂は福音に飢え渇いていると重ねて思い、証しの機会を感謝しました。 |
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| 6.週2時間からチャーチ&ホームスクーリングできるの? |
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| 日曜日は、礼拝の奉仕等のスケジュールが久々にあき、学生時代に行っていた教会の礼拝に10数年ぶりに参加しました。礼拝前後、たくさんの人々が集まってきました。上智大学に進学したチアのメンバー(ホームスクーラー)とも久々に会って、元気そうでよかったです。かつての仲間たちは結婚し、その子どもたちも大きくなっていました。皆で食事をしていると、その息子さんの1人が、「神様が世界を創ったなんて、当たり前だよ」と言ったあと、両親にふさわしくないことばを投げかけました。「神様の創造が当たり前、って言うのはすごいよ。その気持ちを大事につらぬくんだよ。でも、お母さんにそんなことばはだめだよ。父母を敬いなさいってあるでしょ」。彼は、素直に耳を傾けていました。それを聞いたお母さんは、「稲葉くんがそんなことを言うなんて…」「もちろん、言うよ。こうしたみことばに命かけてるんだよ」。その息子さんは、そのあと、私が持っていた「りか」の教科書を、楽しそうにずっと読み続けました。お母さんや昔の仲間たちが、俄然、興味を持って集まってきて、ミニセミナーのように導かれました。「週2時間からできるの?」「そう、とにかく、形よりも本質なんだ。学校任せを神様は願ってないということ。最初は週2時間からでもいいから、親が霊的に危険な環境に目をとめ、意識をかえる、子どものために少しずつ犠牲を払っていく、週2時間からでもいいから始めようということさ…」。 |
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| 7 実業の社会を子どもたちへ アメリカ・フランス大使館に続いての工場見学 |
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| 月曜は、午前中に「恵みの雨」誌がインタビューに来てくれました。午後は、「ミヨシ石鹸」の三木晴雄社長への訪問です。長く応援してくださっている三木社長には、この日、マガジン記事の取材と共に、「工場見学」をお願いしようと思っていました。 |
| チャーチ&ホームスクーラーには、実力を養ってもらいたいこともあり、実業の世界に早くから触れて啓発されてほしいと思っています。私も幼い頃の社会見学や、学生時代の40あまりのアルバイトは、ずいぶん今に役立っていると思い、そんな機会をチアからも提供できればと思っていました。 |
| 「ミヨシ石鹸工場見学」は様々な工夫があることで有名で、モンデール米国大使夫人一行が訪れて、大好評、その後、フランス大使館一行とか続き、各国大使館関係者に、あまりに広がる気配が生じたので、現在、打ち止めにされているコースです。でも今回、チアからのリクエストを快諾くださいました。 |
| 地方からも参加しやすいように、9月予定の「星野富弘さんの花の詩画展(横浜)」と日程を合わせて、2日連続でフィールドトリップを計画できることになりました(4ページ参照ください)。工場見学の方は、人数は50人限定なので、早くお申し込みくださいね。「すべての評判の良いこと…称賛に値すること…に心を留めなさい」(ピリピ 4:8)とあります。これからも、子どもたちに様々な本物と出会わせ、よい刺激を与えて、実力を養う手伝いができればと思っています。 |
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| 8.革命 |
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| 火曜日以降は、セミナーが続きました。VIP青山では、ノンクリスチャンの塾経営者の方がコメントをくれました。「ビデオで見たホームスクーラーのお母さんの子どもへのことば、『心の掃除も必要だよね』。これが、響きました。私の心に蜘蛛の巣がすくっている。これをきれいにしてもらわなければと痛烈に感じて…」。60代の牧師さんは、言いました。「キリスト教は教育で失敗してきました。このチャーチ&ホームスクーリングは、『革命』です。真剣に取り組む必要がある」。あと1週間でチャーチスクールに行くかどうか決めるという家族が数家族集まられ、個人的に話せたことも感謝でした。 |
| 水曜の東京キリスト教学園は、次世代を担う240人あまりの学生、神学生に話せたことが感謝。 |
| 金曜日のVIP麻布は大使館街での英語での集会で、予定にないものでした。ほかにも、DVD聖書の編集や原稿執筆が重なり、スケジュールが厳しかったので、できれば、4月以降にお願いしたいと、チア・スタッフに交渉してもらいました。しかし、予定していたスピーカーをすでに先送りしてもらい待っているというパッションに負け、大変だけど、なにか、神様の計画があるのだろうと期待して向かいました。結果は、フロアいっぱいの30名あまりの方々が熱心に心向けて、とても楽しかったです。市村和夫VIP代表いわく、「これは主の油注がれたムーブメント。選ばれている。日本の希望です。そして、自分の願いということでなく、主が置いてくださったなかで進んできたところがいい。VIPとしてもぜひ、応援していきましょう」ということでした。ハレルヤ! |
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| 9.1年間で5年分の算数、終えました! |
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| 土曜日は、横浜の教会でのセミナー。山中牧師が横浜転勤前の長野県上田でのセミナーに続いて3度目のセミナーです。終了後、6年生のチャーチ&ホームスクーラーがやってきました。「今年から公文を始めて、2年生から6年生の分まで終わりましたよ!」とうれしい報告をくれました。「低学年のうちは、焦らないで。動機付けが整った高学年から始めた方が、効果的というデータがたくさんあります」と、いつもセミナーで話していました。それを日本で文字通り体験してくれた、その実を聞くことができました。「どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。」(ルカ 10:42) 「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます」(マタイ 6:33)と思います。「よくやったね。ますます努力して、がんばってね」。彼は大きくうなずいてくれました。セミナー会場から成田空港へ、ロサンゼルスでは、映画「新ジーザスKingdom Come」のミーティング、大きな前進が待っていました。 |
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| 10.多くの方の犠牲の中でのチア・コンベンション |
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| この期間、平行して進めていたのがコンベンションの準備です。吉報は、ザン・タイラーさん夫妻に続く、主講師の決定です。 |
| 今回、新刊本として登場する『子どもたちが変わる! 神の知恵と親の情熱』、それに続いて今春出版予定の「キレる子どもたち(仮題)」の著者ルー・プリオロ博士です。ルー博士の本は、全米のどこのコンベンションの本屋さんに行っても並んでいる作品です。そのルー博士、初来日を受諾してくれました。また、今年も30名あまりの講師の先生方が引き受けてくれています。 |
| 皆様にお伝えしたいことは、国内の講師の皆様、チルドレンミニストリーのスタッフの皆様は、基本的に手弁当で、交通費も自分持ちで参加してくださっている方々だということです。心は一つ、皆さんを少しでも助けたい、それだけです。チャーチ&ホームスクーリングの趣旨を、まさに神様からのものとして受け止め、霊的な目的と意義を感じて、犠牲を払って、参加してくれます。この機会を、ぜひ、生かしてください。 |
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| 11.主のことばをにぎって |
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| 最近、ゼカリヤ書からのメッセージを聞いて、励まされました。第二神殿を建てたゼルバベルたち。彼らは、最初の神殿を建てたソロモンと違い、資金も権力も持っていない、流民でした。主は預言者ゼカリヤに幻を見せます。1つの燭台と2つのオリーブの木。御使いは、解き明かします。 「あなたは、これらが何か知らないのか。」私は言った。「主よ。知りません。」すると彼は、私に答えてこう言った。「これは、ゼルバベルへの主のことばだ。」(ゼカリヤ 4:5,6)。金銀を持たないゼルバベルには、「主のことば」が与えられていました。「権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって」と万軍の主は仰せられる。(4:6) |
| 我らも、主のことばをにぎって進もうではありませんか。行く手には、サタンの攻撃も確実にあるでしょう。その時に聖書的な対応をしましょう。迫害には、躍り上がって喜び、敵の頭に炭火を置きましょう。自ら反省すべきところは、「涙の目薬」を買って悔い改めましょう。第二神殿を建設すべく選ばれたヨシュアは、彼を訴えようとするサタンとともに立たされます(3:1)。主は「サタンよ。主がおまえをとがめている。」と、まずサタンをとがめます。御使いはヨシュアの前に立ち、「彼のよごれた服を脱がせよ。」「見よ。わたしは、あなたの不義を除いた。あなたに礼服を着せよう。」(3:4)と言います。 |
| 「もし、あなたがわたしの道に歩み、わたしの戒めを守るなら、あなたはまた、わたしの宮を治め、わたしの庭を守るようになる。わたしは、あなたをこれら立っている者たちの間で、宮に出入りする者とする。…その日には、__万軍の主の御告げ__あなたがたは互いに自分の友を、ぶどうの木の下といちじくの木の下に招き合うであろう。」(3:7、10) |
| 私も、悔い改め、礼服を着せてもらい、皆さんと木の下で招き合えればと思っています。 |
ますますの祝福を祈ります。
稲葉 寛夫
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