皆さんにお祈りいただきました白馬セミナー、過去最高の560名もの皆さんとともに、恵みとチャレンジ、祝福のときを過ごさせていただきました。会場にて、そしてその後も、皆さんからの喜びの声を、かつてないほどいただきました。(その一部、3−5ページご覧ください。)講演テープも準備できて、全種類の注文とか、多数いただいて感謝しています。どうぞ、ご利用ください。今年も神様は、いたらない私たちを、全ての面で守り、祝福してくださいました。足りなかったところは、どうぞ、お許しください。皆さんのお祈りとご支援、心から感謝いたします。
チア・にっぽん代表 稲葉寛夫
1 冬に蒔かれる種
〜カリフォルニアブルーの夏の開花に備えて
白馬セミナーを終えて、ロサンゼルスに戻りました。妻の和紀子は畑作業が好きで、庭には、レタスや大根、レモンなどの収穫が続いていました。ロサンゼルスは今年、30年ぶりの寒さということで、緑の芝生に霜が降り、すこし幻想的でもありました。紅、オレンジや紫が鮮やかなカリフォルニアポピー、濃い青のかわいらしいブルーベル、、、ほか。カリフォルニアの野草たちの多くは、この寒い時期に種が蒔かれ、カリフォルニアブルーの澄み切った夏、灼熱の太陽と砂漠気候下での結実に備え、根を張り、育くまれていく−とのことを知りました。私たちの人生も、種は、あえて逆境の辛い季節にまかれ、土の中で着実に育まれ、春の芽生え、夏の開花、そして秋の収穫の喜びを待ってるのかなーと、改めて思いました。
チャーチ&ホームスクーリング、チアの今年の歩みも本当に祝福されたなーと思います。でも、日本の日常では、まだまだ冷たい冬と思える状況もあるのではないかと思います。今年1年、その戦いの中で、皆さんは本当によく勇気を持って立ち上がられたし、また、深い関心をもって歩んでくださいました。そのことを思い、尊敬の念を強める年でもありました。
最近は、聖書から「恐れるな」ということのチャレンジが多いです。「恐れ」があると、「勇気ある行動」ができなくなります。聖書の歴代誌からも、たびたび語りかけを感じます。
2 人を恐れず、気落ちせず(2歴代誌20:15)
アラムからおびただしい大軍が、ユダのヨシャパテ王に向かって攻めてきたとき、主の霊が臨み、ヨシャパテ王に言います。「あなたがたはこのおびただしい大軍のゆえに恐れてはならない。気落ちしてはならない。この戦いはあなたがたの戦いではなく、神の戦いであるから。…恐れてはならない。気落ちしてはならない。あす、彼らに向かって出陣せよ。主があなたがたとともにいる。」(2歴代誌 20:15、17)
3 主の恐ろしさと偉大さ −100万人の軍事力がそろったときに大敗したヨシャパテ王
ヨシャパテ王は、成功と失敗、その両方を体験し、主に対する誠実と恐れを持っている王でした。「主はヨシャパテとともにおられた。彼がその先祖ダビデの最初の道に歩んで、…その父の神に求め、その命令に従って歩み、イスラエルのしわざにならわなかったからである。そこで、主は王国を彼の手によって確立された。…彼には、富と誉れが豊かに与えられた。」(17:3−5)ヨシャパテ王は主に聞き従い、主は臨在し、多いに祝福され、国は拡大していきます。「主の恐れが、ユダの回りの地のすべての王国に臨んだため、ヨシャパテに戦いをしかける者はだれもいなかった。」(17:10)のです。
ヨシャパテは、人間的に考えられる必要なものを次々とそろえます。
「こうして、ヨシャパテはしだいに並はずれて強大になり、ユダに城塞や倉庫の町々を築いた。彼には、ユダの町々で多くの工事があり、エルサレムには勇士である戦士をかかえていた。」(17:12)その軍事力も強く、勇士の数は、100万人を超えます。
このように人間的に満ち満ちていったとき、彼は失敗をします。当時、主を憎み、堕落の一途をたどっていたイスラエルの王、アハブと縁を結びます。
アハブに誘われ、主からの預言者の忠告を拒み、ヨシャパテは、ラモテ・ギルアデへの戦いに出ていきます。そして敗戦。敵から逃れるために変装したアハブ王は、「何気なく打たれた弓」(19:33)に胸を打たれ、命を落とします。総崩れとなったヨシャパテ軍は、命からがら、エルサレムへと敗走します。
人間的な備えは、確かに必要なものですが、備わっていけばいくほど、主に頼ることを忘れる「油断」や「主への反抗」の怖さを、歴代誌は、繰り返し繰り返し、私たちに語りかけます。繁栄や軍隊、名声、人間的な備えが、主の御手の前に、いかにむなしいものであるか、思わざるをえません。王国を確立したばかりで、まだ、備えが不十分のときは、「主の恐れが、ユダの回りの地のすべての王国に臨んだため、ヨシャパテに戦いをしかける者はだれもいなかった。」(17:10)それが、皮肉にも、100万人の軍隊がそろったところで、もろくも大敗してしまうわけです。必死にそろえた軍隊の空しさ、主の御手の前の人間の空しさ、そして主の恐ろしさと偉大さを、心に刻まずにいられません。
4 悔い改めを喜ぶ主−伝道、従順と勇気
― 「力は私たちにありません。ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです。」(20:12)
ヨシャパテ王は、預言者エフーにも責められ、悔い改めます。そのことを主は喜ばれます。そして、受け入れます。失敗した者の悔い改めを、どんないけにえよりも喜ばれる主です。そして、方向転換する力を、求めるものに与えます。イエス・キリストの血潮とその愛のゆえに。
新しいヨシャパテは、まず、「民の中へ出て行き、彼らをその父祖の神、主に立ち返らせた。」(19:4)、つまり、伝道の道を歩みます。各地方のさばきつかさたちには、「あなたがたは自分のする事に注意しなさい。あなたがたがさばくのは、人のためではなく、主のためだからです。…今、主への恐れがあなたがたにあるように。忠実に行いなさい。」(19:7)と、仕事(任務)の目的が主であり、常に主を恐れる姿勢を一貫させるよう、命じます。
その後、海の向こうからおびただしい大軍が向かってくるとの報告が訪れます。悔い改め、新しい姿勢をもったヨシャパテは、「ただひたすら主に求め、ユダ全国に断食を布告」(20:3)します。「私たちに立ち向かって来たこのおびただしい大軍に当たる力は、私たちにはありません。…ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです。」(20:12)
これは私たち、チャーチ&ホームスクーラーの、チアの、そして私自身の、あるべき祈りではないかと、私は思います。
そのとき、主の霊が一人のレビ人に臨みます。
「あなたがたはこのおびただしい大軍のゆえに恐れてはならない。気落ちしてはならない。この戦いはあなたがたの戦いではなく、神の戦いであるから。」
(20:15)
恐れがあると、私たちの行動は止まります。しかし、主は目に見える「人間」からのプレッシャーを恐れるなと命じます。主が聖書を通して、何度も何度も繰り返した「恐れるな!」、このことばが、ここでも、繰り返されます。そして、戦いの本質、「神の戦い」であるという本質を明らかにされます。
5 行動と情報と伏兵と―甘えや野放図ではなく
さらに神様は、私たちが、ただ甘えたり、野放図にしているのではなく、的確な行動を促します。「あす、彼らのところに攻め下れ。」(16)情報も与えます。「見よ。彼らはツィツの上り道から上って来る。あなたがたはエルエルの荒野の谷のはずれで、彼らに会う。」(16)そして、行動計画を確認し、命じます。「この戦いではあなたがたが戦うのではない。しっかり立って動かずにいよ。あなたがたとともにいる主の救いを見よ。…恐れてはならない。気落ちしてはならない。あす、彼らに向かって出陣せよ。主があなたがたとともにいる。」(17)
ヨシャパテが、出陣にあたり「主を信じ、忠誠を示しなさい。…勝利を得なさい。」(20)と勇士たちに気勢をあげます。そして勇士たちが「主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで」と、喜びの声、賛美の声をあげ始めたとき、主は伏兵を設けて、彼らは打ち負かされた。」(20:21、22)海からの大軍だけでなく、長年の脅威であった敵、山地の民、また、立てられた伏兵同士が、「互いに力を出して滅ぼし合った。」(23)のです。「のがれた者はひとりもいない」(24)すさまじい状況をヨシャパテたちは、塔の上からただ眺めるだけでした。「地のすべての王国が、主はイスラエルの敵と戦われたということを聞いたとき、神の恐れが彼らの上に臨んだ。」(29)そして、ヨシャパテとユダ王国は祝福と安息を得ます。
6 心を定めて、神を求め続ける
私たちにとって、ほっとする部分は、ヨシャパテが、並はずれた聖徒であったというよりは、失敗者であったということです。でも、失敗者ヨシャパテは、祝福の秘訣を押さえていました。預言者エフーはヨシャパテの罪を責めた後で、いいます。「あなたには、良いことも幾つか見られます。…心を定めて常に神を求めて来られました。」(19:3)「心を定めて神を求めて来られた」(3)このポイントです。私たちは、やはり失敗するし、誘惑にもあいます。神様の祝福を知り、みことばを蓄えていたヨシャパテも失敗しました。しかし、そのまま下降し、裁かれていく失敗者と違う、ヨシャパテの鍵がありました。聖書をたくわえただけでなく、そのみことばに生きる決心、「心を定めて」いたこと。そして、「常に神を求めて来られました。」との言葉にあるように、実践したことです。その実践は、あるとき、道をはずし、失敗しましたが、それでも、主は、その姿勢を認めました。
私たちも、今から新たに心を決めようではありませんか。不十分で、弱い私たちですが、みことばに生きるとの決心を新しくして、聖霊の力をお願いして、この圧倒的な勝利の歩みを、ますます、大胆に進もうではありませんか。
日本は出る杭は打たれる社会といいます。でも、出過ぎる杭は打たれない側面もあるでしょう。ユダ王国への神の臨在が、他国にわかったとおり、われらが、主の臨在と共に、歩もうと謙遜に心を定めているなら、いずれ、人にわかるでしょう。
今は冬景色でも、北風が吹いていても、その冷たさも必要としながら、強く地中の中で育っている、春に向けた成長が着実に進んでいるでしょう。私たちが、気づいても、きづかなくても。これは神の戦いゆえに。
だから、人を恐れないで、主を恐れ、でも、悔い改めるものを許す主イエスに飛び込んで、心を決めて、威風堂々、新しい年に向かっていこうではありませんか。
この1年も、主は、本当に私たちを祝福してくれたなー、すごい喜び、恵まれ続けた1年だったなーと、心から思います。もちろん、いたらないところも多かったとは思いますが、どうぞ、お許しください。でも、やっぱり愛する皆さんと主に囲まれて、幸せだなーと思います。
来年は、さらに皆さんのよき助けができ、さらに主による連戦連勝に次ぐ、勝利で多くの魂が勝ち取られ、家族が解放され、イエスの弟子の心を育みながら、伝道・世界宣教に向けて、進んでいければなと祈っております。
皆様、ご家族、御教会、それぞれのミニストリーの上に、ますますの祝福のあることを祈ります。
感謝しつつ
稲葉 寛夫

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―恐れるな。安心せよ。強くあれ。ダニエル 10:19 (ご注文はこちら)

