チア・にっぽん Chea Japan - Church & Home EducatorsAssociation Japan
ちあニュースレター43号
巻頭言

1 4ヶ月ぶりのチャーチ&
         ホームスクーリング

 ロサンゼルスに戻り、久々にホームスクーラーに復帰し、2週間ほど、祝福されたときをすごしています。
まずしたことは、妻の和紀子への4泊5日の一人の時間のプレゼントです。この4ヶ月あまり、私が家にいたのは、1週間ほどで、あとは、和紀子一人でのホームスクーリングだったので、これは必要なことでした。和紀子は、「子育て本」をひたすら読めて良かったわ!」とのこと。私にとっては食事のメニューを考えることが難しかったですが、しかし、喜びと恵みのときであったことは、言うまでもありません。
 チャーチ&ホームスクーリングは、クリエイティブで、楽しく、いろいろなことができる、ロサンゼルスに戻ってから、そのことを再確認する日々です。
今回、最初に取り組んだのは、エミリ(7)が願っていたバスケットボール・リングのスタンドの組み立てです。聖書暗記のアワナ・クラブでバスケットも覚えたらしく、たっての願いでした。4メートルあまりの移動式スタンド。スポーツ店のスタッフの方は1時間ぐらいでできるよと励ましてくれましたが、完成には、4日を費やしました。でも、子供たちと一緒の組み立てで、最高の時でした。
 スポーツ&文化関係は、レベルが高くて、安い(3ヶ月で5000円)、バーバンク市の各教室や教会の活動等に恵まれてます。野球は、エミリは打撃賞獲得。帰宅したときには、シーズンは終了していて見れませんでしたが、真祈史(12)のリーグには間に合い、少し特訓。最後の試合は、真祈史は、リーディングヒッターでした。通年では、ピアノ、聖歌隊と自己流ですがスイミング。今月から始まる夏季シーズンは、真祈史はフェンシング(2度目)、エミリはテニスを希望。学術面では、真祈史は、美術史と工芸クラブ、エミリは読書教室と工芸クラブ。それぞれ、楽しくやってます。勉強は二人とも、のんびりペースで、和紀子が、はっぱをかけています。正月に始まった真祈史の聖書通読は、旧約聖書を終えて、新約聖書へ。エミリは、最近、読書に燃えるようになりました。我が家にテレビはなくなりましたが、映画は大好き、よく一緒に見に行きます。アクション系の好きな真祈史を、ドラマ系に誘いました。「人生を考えるのにいいんだ。」「聖書読んでるからいいよ。」「聖書は一番。だけど、映画見て、具体的な場面でいろいろ、聖書とも合わせて考えられるんだ。」そして「ターミナル」(スピルバーグ監督)を二人で見に行きました。中盤まで大笑いしていた真祈史は、エンディングが長すぎとの評。
 ホームスクーリング・サポートグループで、毎月1度、父親と男の子たちだけが、参加するアドベンチャー企画に真祈史と参加。(大工仕事、クレー射撃、キャンプとメニューはさまざま)途中、ノンクリスチャンの方と出会い、みなで伝道する機会も与えられました。エミリは、3泊4日の7、8歳児キャンプに初参加。1ヶ月前から、カレンダーにxをつけて待ちわびていました。真祈史は、来週、1週間のキャンプに出かけます。
出張から帰るたびに、我が家に動植物も増えていきます。犬1匹、猫3匹(4匹とも、保健所経由)、うさぎ1羽、にわとり1羽、カナリヤ2羽、ハムスター1匹、小さな鯉4匹、金魚3匹。庭は、いちご、きゅうり、トマト、なす、ズッキーニ、大根、レモン、じゃがいも、、と収穫の連続。
 映画の台本会議があり、ハリウッドの作家やプロデューサーたちとのディナーにも、家族みんなで参加できました。社会性の育成ということでしょうか。
 私自身の不十分さを思い、ひやひやしながら、また、和紀子の犠牲に感謝しながらですが、我が家と子供たちは、主に祝福されてるなと思います。

2 迫害下・中国のクリスチャンのような
    日本のチャーチ&ホームスクーラー

 サポートグループにて、日本のチャーチ&ホームスクーラーたちの様子を聞かれました。盛況だったコンベンションの様子を伝えた後、私は、言いました。「日本のチャーチ&ホームスクーラーは、迫害下にあっても、正しいことをしようと立ち上がった、中国のクリスチャンのようなんだ。村社会といわれる文化・慣習の中で、人の目を恐れないで、神様を恐れて、愛して、立ち上がり、また、踏みとどまっているんだ。そして、これから、立ち上がろうと準備中だったり、そのことを理解し、助けようと応援している人たちも数えると、2500家族ぐらいに増えてきたんだ。そして、彼らは、主に特別に祝福されているんだ。」質問者だったマイク牧師は、それを聞きながら、涙をふきました。
 「中国のクリスチャンのような日本のチャーチ&ホームスクーラー」これは、私の実感です。今回、チア・コンベンションでの、参加者の皆さんの熱気にふれながら、私は、「ただただ、子供たちを救いたい、主に従いたい。」、そんな思いで集まった皆さんのことを、心から誇りに思いました。敬愛する主の戦士たちと、喜びも悲しみも分かち合えることは、本当に特権だと思っています。

3 喜び踊るとき!大きな天の報い!!(マタイ5;12)
              
  特に実践者が集中した東京会場は、参加者の皆さんに、成長と充実感のようなものを感じました。(7、8ページアンケート参照)でも、その背後には、日々、戦いがあると思います。      
 以前、ルーマニアで14年あまり、迫害、投獄され、その後、殉教者たちやその家族のために働く世界的な団体、「殉教者の声」を設立されたウォンブラント牧師をインタビューしたことがあります。あらゆる拷問を受けながら、奇跡的に、アメリカにわたり、議会で証言し、鉄のカーテンの向こうでの非道を訴え、アメリカ政府を動かします。彼は、獄中でマインドコントロールされ、最後は「心の中で、イエスを否定した」ほどの拷問を受けました。その最中、示された聖書のことばが次のものでした。
「義のために迫害されている者は幸いです。わたしのために、ののしられたり、悪口雑言を言われたりする時、あなたがたは幸いです。喜びなさい。喜びおどりなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのだから。(マタイ 5:10?12)」どうして、自分は、喜び、踊れるか!最初、そう思ったウォンブラント牧師ですが、とにかく、牢獄の固いベッドの上で喜び、踊ってみたそうです。それを続けてみたそうです。そして、彼の心は、ふしぎな魂の平安を取り戻していったそうです。み言葉に守られたウォンブラント牧師は、その後、アメリカ政府を動かし、迫害され続ける多くの魂を助け、励ますことになりました。

4 神のなさることは、すべて時にかなって
                             (伝道者3;11) 
 期間中、広島会場で、白馬に参加されたノンクリスチャンのご主人、多根和浩さんが、イエス様を受け入れ、ご夫妻で参加、皆さんの前で、救いの証しをしてくださいました。多根さんとは、白馬でご家族と、朝食を一緒にでき、福音を伝える機会が与えられました。そのときは、「わかりました。でも、今すぐ信じる気持ちにはならないので、これからよく考えてみます。」ということで、よく聖書を読むことを約束して、別れたのでした。その数ヶ月後。「イエス様は必ず、おられる。」と確信し、信じ、受け入れる決心をされたとのこと、皆さんの前で、はっきりと証しくださいました。奥様の加寿子さんも、涙にくれつつ、喜びの証をくださいました。ハレルヤ!(加寿子夫人からのメール、10ページ参照)
 仙台会場は、今年も天候に恵まれ、楽しい啓明小中ビジョントリップ。そこに参加され、とても喜んでおられた久保江努牧師(東京インターナショナルクリスチャンスクール校長)が、数日後、急逝のニュースを聞くことになるとは、思ってもみませんでした。久保江先生は、チャーチスクール全校で、チア・キャンプやコンベンションに参加され、何度か、礼拝メッセージに招いてくださったり、親しくさせていただいていた先生の一人です。啓明小学校で別れるときには、「近いうちにロスを訪ねますよ。」と話してくれた、その笑顔が忘れられません。その日は、下校する子供たちを送っていく途中、気分が悪くなり、車を止めた後、意識を失われたとのことです。車は、安全なエリアで、かろうじて、どこにもぶつからずに、止まっていたそうです。子供たちの体と魂を守りながら、伝道者の人生(日本人はもちろん、日本で働く、東南アジア・アフリカ系の方々へのミニストリー)を駆け抜け、天に凱旋されました。当初は、食事がのどもとおらなかったという奥様も、「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。」(伝道者の書 3:11)とのみことばを与えられ、チャーチスクール、また、教会の展開に立ち上がられているとのことです。うれしいニュースは、ご長男が、新たに加わられる予定とのことです。どうぞ、今後のますますの展開のために皆様のお祈りをよろしくお願いいたします。

5 パリサイ人のパン種とパッション

 コンベンション開催とときを同じくして、日本各地で、キリストの最後の12時間を描いた映画「パッション」が上映されていました。チアとしても、応援し、コンベンション東京会場でも、佐々木満男弁護士(HSLDAJapan顧問)が、「夜中午前2時ごろまで、パッションのチラシを配っています。目標、3万枚です。警察の職務尋問も、何度か受けました。セールスとかの目的ではなく、よき情報を配っているだけです。「おまわりさんも、見に行きませんか」といって、切り抜けておられる」と、たくさんの笑いとチャレンジをもって、励ましてくれました。
 私もロスに続き、大阪コンベンションの翌日、東京で、また、札幌コンベンションの翌日、札幌で、義理の両親と一緒に見ました。すでに封切り後、1ヶ月すぎていたのに、どちらの会場も、大入りでした。(東京は満席)。
 上映後、30代のクリスチャンとはみえない感じの男性が、携帯電話をしていました。「パッション見終わった。重い。深い。これは、ことばに出してはいけない、簡単に口にして、話してはいけないんだと強く、思ってる。重くて、深い。」
 全国の入場者数は、およそ100万人(15億円)と のこと。日本のキリスト教界のプロモーションを担った、いのちのことば社の磯川路夫部長は、私にコメントしてくれました。「パッションに人が集まったのは、キリスト教会が失いかけているもの、「イエス・キリスト」、ご自身がいると気づいたから。そこでは、純粋な姿のキリストが、見れるから。人々は、イエス・キリストを見にきたんだ」私もそう思いました。
 チャーチ&ホームスクーリング、チアの働きにも、重なります。主は、これまで、ふしぎなほどに、祝福されてきました。主を恐れ、愛し、強い目的をもって従っていく、そうした純粋な動機と目的に、主が御手をおいてくださったのだと思います。今後も、チアとして、ますます、「イエス・キリスト」がまっすぐに見える、そんな展開が続けられるよう、祈りました。
イエスは彼らに言われた。「パリサイ人や、サドカイ人たちのパン種には注意して気をつけなさい。」(マタイ16:6)
 イエスを憎み、十字架に架けるよう先導した、聖書の達人、権威たち、パリサイ人ではなく、主に謙遜に従っていく、弟子の心を持ち続けていけるよう、自戒をかねて、重ねて思うのでした。

6 聖霊に満たされる (エペソ5:18)

 久しぶりの家族と時に恵まれながら、和紀子いわく。「ドブソン博士が面白いこといってた。悩みがあったときに、夫に相談しようと思うことがまちがいだって。男性は、そもそも、ウォリアー(戦士)だから、妻の相談相手には、造られてないって。そんな無駄なことを期待しないで、よきクリスチャン女性の相談相手をみつけなさいって。私も、そうだと思ったわ:?」。」とのこと、、、。
改めて思うことは、自分の無力さ。やはり、「イエスさま、100%、私たちはゼロ。」「御霊に満たされなさい。」(エペソ 5:18)を胸に、聖霊にゆだね、したがっていくことです。グッドニュースとしては、自分が変えられ、成長していくことを信じ、期待して歩む、その道が与えられていることです。

7 緊急性〜救い主はなにから救うのか

 最後に、皆さんに祈っていただいている映画「新ジーザス」の新しいニュースです。今月はじめに9回目となる台本会議が行われ、スピルバーグ監督の「インディアナジョーンズ」などの制作にもかかわった、ダン・二コルス プロデューサーが、参加してくれることになりました。ダン氏いわく、この作品は、これまでのイエス・キリストの映画と違うのは、「緊急性」があること、つまり、罪とはなにか、私が罪を犯したゆえに、起こる罰、神の裁きとは、愛とはなにか、明確であるため、第三者の物語ではなくなると、この映画のポイントを明確にとらえてくれ、うれしく思いました。
「イエスさまは、救い主」。では、何から救ってくれる主かといえば、罪の報酬の死、主と離れた魂の死、永遠に続く地獄の苦しみからです。チャーチ&ホームスクーリングの本筋、魂の救いの「緊急性」、「神への愛と恐れ」をしっかりと抑えつつ、どんな迫害があっても、喜び、喜び、踊って歩もうではありませんか。

 義のために迫害されている者は幸いです。わたしのために、ののしられたり、悪口雑言を言われたりする時、あなたがたは幸いです。喜びなさい。喜びおどりなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのだから。
             (マタイ 5:10?12)

          皆様の祝福を祈ります。

                  稲葉 寛夫

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