私はまた、聖なる都、新しいエルサレムが、
夫のために飾られた花嫁のように整えられて、
神のみもとを出て、天から下って来るのを見た。(黙示録 21:2)
クリスマス、おめでとうございます。今年も1年、大変、お世話になりました。皆さんに祈っていただいた白馬セミナー、490人もの参加者と共に、主の祝福と励まし、新しいチャレンジの中で過ごせました。「聖なる都、新しいエルサレム」をかいま見るような3日間でした。ご参加、お祈り、ありがとうございました。今、私たちは、心新たに、さらに主の弟子となって、信仰と、従順していく道を歩もうという気持ちでいっぱいです。皆さんへのますますの祝福を祈ります。新年も、どうぞ、よろしくお願いします。
チア・にっぽん代表 稲葉寛夫
1 祝福されて、主をますます恐れる2003年
白馬セミナー、チア・コンベション2003、サマー・キャンプ in 仙台・明泉学園…、毎回、私たち自身が驚かされる、不思議なほどの祝福の中に歩まされてきました。そもそも、クリスチャンの宿泊セミナーは、40人集まれば、盛況と聞かされてきました。去年までの軽井沢も150人集まって、驚きの声を各地からいただきました。それが白馬に、490人もの方が集まってくださり、ただただ、み言葉を慕い求めたのでした。このこと一つとっても、創造主のみ業以外、考えられません。でも、祝福され続けて、思うことは、主を恐れることであり、創造主の主権の前にひれ伏して、従っていきたいということです。
2 「パン種」「からし種」のマイノリティー(少数派)へのエール: コンベンション&サマーキャンプビデオの笑顔で応援!
白馬セミナーでは、今年のチア・コンベンションやサマーキャンプの様子を短く、編集してビデオで紹介することができました。これには、来年のための案内以上の目的がありました。主にあって立ち上がった、あるいは立ち上がろうとしている方々への励ましです。クリスチャンは日本の中で、少数派(マイノリティー)だし、広がったとは言え、チャーチ&ホームスクーラーは、そのマイノリティーのクリスチャンの中の超マイノリティーです。主に従おうとする貴重な貴重な、それでも人を恐れず、立ち上がった、あるいは、心の目が開かれ、立ち上がろうとしている、誇りあるマイノリティーです。今後、大きく実を結ぶ、でも今は小さい「パン種」「からし種」のマイノリティーです。でも、そのマイノリティーが、春には、「全国で、のべ1850人ぐらい集まってコンベンションで奮い立ったよ!」、夏には220人に膨れて「初めてのキャンプができたよ!」それが、映像を通し、「みんな飛びきりの笑顔と開放と涙と励ましと主にあるチャレンジの時が持てた!」,,,,,こうしたメッセージが、白馬に集まった490人の皆さんへのエールとなりました。
3 「90%ではなく、100%尽くしたい!」ー 素顔のチルドレン・ミニストリー
これらの展開の陰で、支えてくれた大きな力の一つは、チルドレンミニストリーのボランティアの皆さんです。その背後の労を知る私たちは、これを普通のこととし、「感謝します!」ということばだけではいけない。体験している子供たちが知っている、その献身と謙遜の模範を伝えなければとの思いでいっぱいです。190人の子供たち。初めて出会う、1歳から18歳までの青少年を、3日間、心から主にある喜びとチャレンジで率いていくのは、並大抵ではないことと思います。でも、毎回、涙が出るような感動的な出来事があります。日ごろ不登校に悩んでいるご家族が、申し込み時に、「レストランでは食事が取れないと思うので、部屋で食事を取りたいです。」と申し出があり、私たちも、そのように受け入れていました。ところが、「参加しないだろうと思っていたチルドレンミニストリーに初日は見学参加、二日目から全参加、そして食事もみんなで食べ、本当に喜んでました。」との感謝の報告!毎日のバイブルタイムも好評で、家に帰ってから家族の中で、聖書の話しを聞かされて、喜んだり驚いたりしたとの声が、多く寄せられています。
4 台風10号と海水浴 −「どちらがみんな喜ぶか、それだけを言ってほしい。」
チルドレンミニストリーチームの願いは、とにかく、参加した皆さんが主にあって、喜び励まされること、90%ではなく100%、主に尽くすことです。サマーキャンプで、忘れられない、こんなこともありました。その期間中は、台風10号が全国を吹き荒れ、仙台を直撃する予報でした。半年前から練ったプランを前日の会議で、3時間かけて練り直し、海水浴を中止し近くの「流れる大プール」への予定変更をしました。でも、遊覧船を貸しきっての松島遊覧を実行するためには、「流れるプール」の開園を1時間、早めてもらう必要が生じます。それには「流れるプール」の職員50人あまりが、特別に早出してくる変更が必要でした。こうしてむかえた、翌朝5時30分。99%雨との台風予想は、仙台地方だけはずれ、くもり空。私は悩んでしまいました。プールの皆さんに早出にシフトしてもらい、雨に備えたものの曇り空、おそらく、みんなは海に行きたい。でも再変更は頼めないなと、頭抱えて、午前5時45分。準備委員長のトーマスさんと、ナタンさんは真顔で、一言も発していない私に言いました。「とにかく、参加者のみんなが喜ぶことだけを考えて、正直に言ってほしい。あとは、僕たちに任せて。どちらが、みんな喜ぶか、それだけを言ってくれ。」私は、「申し訳ない。やっぱり、海。」と答えました。「わかった。」そして私たちは海へ。子供たちの大歓声とともに、暑すぎない薄日さす海水浴と松島遊覧を楽しみ、その後、馬車乗り、そしてキャンプファイヤーを囲んでの聖書からの励ましを心から、楽しみました。90%ではなくて、100%、主に向かって尽くすこと。その姿勢は、今年、初めてのキャンプで3日過ごすことで、参加者に感動となって、実感され、後のムーブメントの展開や、白馬セミナーの490人にもつながっていきました。また、2004年度キャンプに、すでに180人あまりが申し込みを終えている今、さらに来年にもつながっています。
5 木はどれでも実によってわかるものです。(ルカ 7:44)−「親や教師の模範と実践」
チルドレン・ミニストリーは、宮城・啓明小卒のチャーチ&ホームスクーラーのOBの皆さんが主軸。そのメンバーは4000人の明泉学園の主事や、日頃、清水建設のスタッフなどを監督する建築家の方、マイクロ・ソフト社のビル・ゲイツ社長らと、コンピューター企業を展開する面々、そして、路傍伝道者たち。みな、それぞれの仕事を犠牲にして、まったくのボランティアで集まってくれました。彼らの「謙遜と献身の姿勢」、「行動」、「仕事ぶり」は、その存在自体が、チャーチ&ホームスクーラーへの励ましです。イエスさまは「木はどれでも実によってわかるものです。」(ルカ 7:44)「実を見て見分けよ。」と命じました。話や説教だけではない、チャーチ&ホームスクーラー出身で、この世の光として、リードし、また、地の塩として、キリストを宣べ伝え続けている実践の「実」を見ることができます。この献身の背後には、「聖書に生きる」ことを、50年あまり、徹底してきた伝道者たち(親たち、祖父母、教師たち)の人生をかけた教育という土台があります。「この世や、学校任せにしない」子育ての実践。親や教師の「模範」となる生き方の実践。「イエスさま自身が、「私に従いなさい。」と言って模範を示した。私たちも、模範となることに命をかけよう。」この実践のドキュメントを、直接見て、聞いて、時間を過ごせること。チルドレンチームの実像とともに、それが、私たちを揺さぶっているのではと、私は思います。
6 「パリサイ人のパン種に気をつけなさい。それは彼らの偽善のことです。(ルカ12:1)」
彼ら自身は、本来、このようなことを書かれることを喜ばない、歴史があります。主のことを証しすること自体はいいことですが、自己宣伝と、傲慢と偽善の種が潜みやすい危険と現実を見て、厳しく、戒め続けてきた50年だからです。主のみことばを最も熱心にたくわえていったパリサイ人が、いつしか、イエスさまの敵となっていった事実。だから今まで、世間に名前や功績が広まる取材等は断り、ひたすらイエス様を見て、人からの栄誉ではなく、天に宝を積むことだけを考えて、伝道してきた歴史があります。その結果、クリスチャンの中ですら、多くは知られていませんでした。それが、ここにきて、チャーチ&ホームスクーリングという、ただ「聖書に従って生きよう!」とする、皆さんのような心あるクリスチャンと出会い、「その人々を、ただ助けたい」と、その実をチルドレンミニストリーとして、送ってくれている経緯があります。もちろん、人間ですから、パーフェクトではないでしょう。誰もが、主にあって悔い改めながらの日々です。しかし、今まで、壇上に立つことで傲慢になることを、戒め戒めしながら、路傍に立ち、主に従うことを50年あまり実践し熟成されてきた、主にあって隠され育てられてきた特別な「謙遜」の結晶に、私たちが向き合うチャンスが与えられていると、私は思っています。
7 パートナーシップ ー恵みを当たり前と思わない
チームの一人、いつも子供たちに人気の路傍伝道者のことば。「私にも苦しいこととか、悩むこととかあるけれど、それは、意味がないこと。でも、日ごろ、伝道パンフレット配って神様の伝道ができたこと、あるいは、こうして、子供たちに仕えながら、神様に仕えられたこと、これは意味がある。天国に残ることです。親子の皆さんが、来て良かった、楽しかったと言って喜んでいる、その笑顔を見るだけでいい。」2003年を終えようとしている今、私の思いにあることは、受けた恵みを当たり前と思わずに感謝し続けたいことが第一です。そして、その目的である、「キリストの弟子となってみ言葉を伝えたい」、また、「キリストに従おうとしている兄弟、姉妹を助けたい」、ただ、それだけのために、主を見上げて実践する、その犠牲と謙遜と模範の姿勢に、学んでいけたらと思う次第です。
8 眠りからさめる時刻(ローマ13:11)…もし、本当に地獄をかいまみることができたら
チャーチ&ホームスクーリング、ただ主に従っていく道に、心開かれた皆さんは、主が選んでくださった特別の器です。皆さんに与えられた使命は大きいです。そして、今は、大切な時です。もし、私たちが、本当に「地獄の苦しみ」を実際に少しでも見たなら、当然、立ち上がって、必死になって私たちのまわりの子どもに聖書を教え、人々に伝道するでしょう。聖書は言います。「あなたがたは、今がどのような時か、知っているのですから、このように行いなさい。あなたがたが、眠りからさめるべき時刻がもう来ています。、、、夜はふけて、昼が近づきました。ですから、私たちは、やみのわざを打ち捨てて、光の武具を着けようではありませんか。」(ローマ13:11,12) 主は警告します。クリスチャンが現代のパリサイ人化して、あまんじていてはならないわけです。「彼らの心は二心だ。今、彼らは、その刑罰を受けなければならない。主は彼らの祭壇をこわし、彼らの石の柱を砕かれる。」(ホセア10:2)そして「あなたがたは正義の種を蒔き、誠実の実を刈り入れよ。あなたがたは耕地を開拓せよ。今が主を求める時だ。ついに、主は来て、正義をあなたがたに注がれる。」(ホセア10:12)と、約束してくれています。子どもたちに、家族に、私たちに主が、委ねてくれた人々に、正義の種を蒔き続けようではありませんか。
9 聖なる都、新しいエルサレム (黙示 21:2)…もし、本当に天国をかいまみることができたなら地獄と反対に、天国を少しでも見ることができたなら、私たちの価値観は変わるでしょう。その輝きは、高価な宝石に似て、死もなく、悲しみ、叫び、苦しみもない、すべてが新しくなった場所。やはり、福音の種をまかずにはいられないでしょう。使徒ヨハネは、その新しい都を見て記します。「私はまた、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために飾られた花嫁のように整えられて、神のみもとを出て、天から下って来るのを見た。(黙示録21:2)」そして、その天国に招かんと、十字架の上で自ら犠牲となり、血を流し、復活された、私たちの救い主、私たちの模範、主イエスのことば。「わたしは、渇く者には、いのちの水の泉から、価なしに飲ませる。勝利を得る者は、これらのものを相続する。私は彼の神となり、彼はわたしの子となる。」(黙示 21:6、7)、「しかし、おくびょう者、不信仰の者、、、、すべの偽りを言う者どもの受ける分は、火と硫黄との燃える池の中にある。これが第二の死である。」(黙示21:8)「しかり、わたしはすぐに来る」(黙示22:20)。
10 イエスさま 100%、私たちはゼロ…さらに、キリストの弟子となる
2004年に向けて
全国的な広がりと勝利と喜びと同時に、今後、環境整備の必要が、さらに強まっていくものとも予測し、新しい法律弁護団体、HSLDA・にっぽん (仮称:日本ホームスクーリング&チャーチスクール法律弁護協会)の設立準備等も始まっています。さらに強力な環境整備が進む年となりそうです。(下段参照) 聖書に立つ教科書プロジェクトも、いよいよ中・高校生向けの「聖書10」が登場、6番目のセットとなる「りか2」も続いています。来夏までには、「世界史」も登場予定、啓蒙・メディア展開の柱であるチア・マガジンも12号編集中です。 各地方レベルのネットワーク形成の支援もさらに強めていきたいと考えています。スタートずみの東京、北関東、関西地区に続き、すでに新しく、札幌、名古屋、千葉ほかでの形成の動きが始まっています。各地域の動きを支援し、チャーチスクール、ホームスクーラーとの連携も強化させながら、主の導くところに、団結して、聖書にあって励ましあい、この世に流されず、主に堅く立って、希望の中に、進んでいければと思っています。新年の最初の大型企画は、5月中旬からのチア・コンベンション、東京、仙台では、初めて、宿泊・滞在型コンベンションに挑戦して、参加者同士のネットワークを築くチャンスをも広げられればと思っています。大阪では、今回の白馬セミナーで大好評だったノーム・ウェークフィールドさんに再来日してもらい、ほかの優れた講師陣とともに、高いクォリティのコンベンションを展開できればと考えています。上記のチルドレン・ミニストリーの皆さんの本拠地、「仙台、明泉・啓明小での体験学習」開催も2年ぶり。来年も、各会場、チルドレンの奉仕を、お世話くださることを約束をくださっています。2003年、「イエスさま100%、私たちはゼロ」と題して、このチャーチ&ホームスクーリング、21世紀の出エジプト大作戦を進んできました。荒野があっても、苦難があっても、ますます、確信をもって、主により頼み、主の霊によりて、進んで行こうではありませんか。
皆さんのお陰で、今年も、本当に祝福された1年を過ごせました。重ねて、心から、感謝申し上げます。敬愛する皆様の上に、さらなる祝福が増し加えられることを、心からお祈りいたします。よきクリスマス、そして、飛躍の2004年をお祈りいたします。
感謝しつつ
稲葉 寛夫

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