チア・にっぽん Chea Japan - Church & Home EducatorsAssociation Japan
「キリストは、自由を得させるために、
私たちを解放してくださいました。
ですから、あなたがたは、しっかり立って、
またと奴隷のくびきを負わされないようにしなさい。」
(ガラテヤ 5:1)
 ハレルヤ!皆さん、お元気ですか。第9回全国セミナーも始まり、皆さんと直接出会って、励ましを受けることの多い日々です。白馬セミナーも迫ってきました。今、感謝なことに、参加予定は、400人を超えてます。昨年150人あまりだったので、スタッフも少し、驚いています。まだ、参加できる方、歓迎です。今回、無理な皆様は、ぜひぜひ、祈りをもって支えてください。皆さんの総力を結集して、主のみ声をひたすら聞き続ける時になればと願っています。

            チア・にっぽん代表 稲葉寛夫

1 ダブルスタンダードの悲劇 
 −二心ある人は 安定を欠く(ヤコブ 1:8)主にを心から愛する皆さんと出会いながら、子どもたちが、二つの基準(ダブル・スタンダード)に苦しんでいるということを、痛感するようになりました。幼いときに、親や教会学校で学んだ、クリスチャンとして歩みたいと思う価値観。その後、無神論の学校、友人、テレビ、ゲーム、インターネット、ほかの圧倒的な情報に囲まれていく中で、クリスチャンとしては振舞えない、あるいは、行動したくないと思う、もう一人の自分。主にあって、証ししたい思いと、主を知っていることを恥じる思い。どれが真実なのか、困惑、本音と建前の使い分け、偽善と妥協、、、。親や教会で見せる自分と、いない時の全く、別な自分。聖書でいう「二心」、ダブルスタンダードの苦しみです。
 そして、この「苦しみ」、そしてそれを助長する神なき環境と神なき教育はその後、子どもたちと、イエス様とのきずなを拒み、反抗へと向かわせるか、あるいは、肉に属するクリスチャンとして、妥協の中で力を失っていく要因となっていることを思います。 ヤコブは、「二心のある人」は、「主から何かをいただけると思ってはならず」(ヤコブ 1:6)、「その歩む道のすべてに安定を欠いた人」( 1:8)と、指摘します。

2 別な顔….. クラス全員を教会に導いた‘つわもの’の痛み もちろん、すべての子どもたちが、主に背を向けるわけではなく、中には、学校の中で、主の光を強く、放っていく子どももいます。実際に、学生時代、クラスの友達、全員を教会に導いた方と出会ったこともあります。その子は、強い信仰と賜物、父母の主にある良き教育が与えられておられたのだと思います。しかし、その主にある「つわもの」とも思える、この方でしたが、本音では、「二つの基準、二心」の深く苦悩し続けていたと聞きました。主にある「つわもの」ですら、苦しみ続けた、このダブルスタンダードの病害。小さい内は、天使のようにかわいく素直で、「アーメン!」と言って、主に聞き従っているように見えた子どもたちが、ある時、別な顔をもって現れ、愕然としたとの悲しみの証言を、この4年間、どれだけ、聞いたことでしょうか。この病害は、多くの主にある子どもたちの魂をむしばみ、主から遠ざけていく、大きなリスクをもっているようです。

3 こころと魂の傷,,,,,, 混乱、動揺、親と神への不信&回復の道へ
 昨日、奈良でのセミナーの中で、この話にふれた後、京都から来られた20代の姉妹がそばに来られて、「子どもの頃からずっと抱えていた、自分のこころの傷と苦しみの理由がわかった。」といって話してくださいました。幼い頃、おばあちゃんから、与えられた信仰。ノンクリスチャンだった両親に、「地獄に行ってほしくない。」と素直に思って、伝道し、でも、待っていた拒絶。二つの価値観の中での混乱と動揺、不信、その後、日常生活での、圧倒的な「主を無視したり、否定する」情報量、、、。その苦しみの中で、主に対しても、両親に対しても、そのきづなや信頼、思いは、失われていったそうです。でも幸いなことに、ご両親は、その後、救われます。そして最近、長く離れていた主とのきづなの元に、再び立ち返ることができたそうです。しかし、彼女の心に深い、傷と困惑が残り、今回その理由がわかったと、話してくれました。子どもたちの苦しみがわかるから、その助けがしたい!と話してくれました。今は、とても燃えるクリスチャンとなったご両親、お姉さん家族とのセミナー参加で、なにか、とても心揺さぶられる時でした。お姉さん家族は、ホームスクーリングには慎重だったご主人も参加してくださいました。お姉さんは、ホームスクーリングを実行したい思いと、ご主人に従わなければとの葛藤の中に苦しんでおられました。最近も、同じような葛藤のメールをいただいたばかりで、そのことを分かち合い、ご主人に従おうとしておられる(10ページ 参照)、奥さんの姿勢が素晴らしいこと、週2時間からでもでること、そして、情報収集を続けること、白馬は絶好のチャンスであることを伝えました。そばで聞いていたお母さんも励ましてくださり、ご主人は、奥さんが、白馬セミナーに参加してくださることを許してくださいました。そしてご主人も、情報を研究くださることを約束し、奥さんにマガジンを全部、求めるよう、話してくれました。ハレルヤ!(今回、これない皆さんも安心してください。コンベンションも、キャンプも全国セミナーもいろいろ、企画していきますから、、、。もし導かれたら、小さな集会でもお招きください。)

4 私に悪が宿っている原理 (ローマ 7:23)と御霊に属することを選ぶ自由 (ローマ 8:3−13)
 ダブルスタンダードの問題をみつめる時、それは、子どもたちだけの問題ではなく、私自身も含め、すべての人間の心にひそみ?また、対峙すべき、罪や主に反抗する心、その本質的な問題であることを思いました。使徒パウロもまた、人間の心そのものにある二面性の悩みを自分の問題として明確に書いています。そういうわけで、私は、善をしたいと願っているのですが、私に悪が宿っているという原理を見いだすのです。すなわち、私は内なる人としては、神の律法を喜んでいるのに、私の体には異なった律法があって、それが私の心の律法に対して戦いをいどみ、私を、からだの中にある罪の律法のとりこにしているのを見いだすのです。(ローマ 7:23)
 パウロは、自分自身の中に、主に従いたい、「内なる人」の存在がある一方、全く、正反対の方向、自分を動かす存在に苦しみます。自分の心に存在する、罪や「肉」は、自分の心に逆の加速をもたらし、自分が本来、行いたい、神に従うことではなく、反抗をもたらし、激しい衝突を呼びます。パウロは、主にあって燃えて、また、鋭いがゆえに、二人の自分の存在の自覚は激しく、葛藤に苦しみます。そして、自分を「ほんとうにみじめな人間」(ローマ 8:24)と呼びました。しかし、パウロは、解決も見出します。「キリスト・イエスにある、いのちの御霊の原理が、罪と死の原理から、解放した」(8:2)という真理です。肉に従い、力なく、死の思いの中を歩んでいくクリスチャンではなく、御霊に従い、御霊に属していのちと平安の道を歩んでいく、選択枝です。(8:3−13)「権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって」といわれる主の霊により頼んで、歩む道です。

5 弱さゆえに用いられる、「神により頼む者となるために」(2コリ 1:9)−反対派の上院議員を涙に変えた、病のクリス弁護士
 日本にくる直前、ワシントンDCのホームスクーリング法律弁護教会(HSLDA)のクリス・クリカ上級弁護士を訪問しました。同協会は、法律面からこのムーブメントを支援し、ブッシュ大統領はじめ、チャーチ&ホームスクーリングを支援する有力議員や官僚たちとのネットワークからの推進立法への働きかけを進めてきました。今は10万家族と共に、精力的なホームスクーリング団体は、ほぼ皆、所属し、国内外で、不法な行動があれば、一致して動く、ワシントンで、最も活発なロビースト(圧力団体)とも言われています。クリス弁護士は、約20年前の創成期から中心的にかかわった人物で、4年ほど前に来日した時は、朝日、読売、NHK,TBSといった報道各社が大きくリポートした方です。しかし、そのクリス弁護士は、膠原病がすすみ、びっくりするほど、弱っておられる状況でした。私の肩につかまって歩きましたが、30メートル歩くのに10分はかかり、タイプを打つこともままなりません。昨年、体調がずっとすぐれず、生きる気力を失い、早く死ぬことを願ったそうです。彼は言いました。「今、私は弱い。かつて全米の小さな集会でも、時間が許す限り、かけまわった自分が、うそのように弱い。でも、今、一番、主はその弱さゆえに、用いてくれているような気がする。弱い自分が話すと、前よりも人は耳を傾けてくれ、主の方法の不思議を思う。」とのことでした。実際、私とのミィーティングの前に、彼の部屋には、ホームスクーリングに反対する一人の上院議員が詰め掛けていました。
 彼は教育行政の族議員ですが、最後、涙と共に、ホームスクーリング推進の方向で動くことを約束して部屋を出ていきました。「私は、あなたと対決するつもりで、今日、来た。しかし、私は間違っていた。お詫びしたい。」彼は、そう言って涙をながして、うつむいたそうです。
 主は人間の目では、弱くなったクリス弁護士を強く用いられました。「しかし神は、知恵ある者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選ばれたのです。」(1コリント 1:27)パウロは様々な不条理な困難、危険を許された後で、弱くされ、秘訣を見いだします。「ほんとうに、自分の心の中で死を覚悟しました。これは、もはや自分自身を頼まず、死者をよみがえらせてくださる神により頼む者となるためでした。」(2コリント 1:9)

6  キリストにある自由、奴隷のくびからの解放の戦い (ガラテヤ 5:1)
 二つの心。ダブルスタンダードの危険。でも、主は、御霊により頼む方法を示してくれています。そして、具体的に、まず、特に子どもたちの「ダブルスタンダード」に気づく。どの段階にいるか、見分ける。なによりも、学校任せ、無神論の社会の慣習任せにしない、主の命じる、教育方法によって、子どもたちの土台を主にあって確立して、魂が盗まれないようにし、キリストの弟子としての訓練、世界宣教をめざした、岩の土台を主にあって築いていく必要を思います。
 クリス弁護士は言います。「社会のしがらみや慣習に霊的にしばられた魂を本来の自由を取り戻す戦い、そのために一緒に立ち上がりましょう!」聖書は言います。
「キリストは、自由を得させるために、私たちを解放してくださいました。ですから、あなたがたは、しっかり立って、またと奴隷のくびきを負わされないようにしなさい。」(ガラテヤ 5:1)われら、ますます主に従って、主にある自由を喜びながら、進みたいと心に刻みました。
 それでは、白馬セミナー、皆さん、ご参加、お祈り、よろしくお願い申し上げます。
  皆さんへのますますの祝福を祈ります。
           感謝しつつ
              稲葉 寛夫

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