イチローより父親とキャッチボールを     

炎リバイバル教会牧師 篠原 隆・真佐美

     

 わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。・・主の御告げ。・・それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。(エレミヤ29:11) 

 

■神様が備えていた「時」

 真佐美さんは一年間くらい前から二人の息子達に「主にある教育」をしていきたいという思いを与えられていました。しかしその思いは、夫である隆さんに激しく反対されていたのです。しかし神様は真佐美さんに忍耐して祈るように導かれました。

 私は主を愛する。主は私の声、私の願いを聞いてくださるから。 主は、私に耳を傾けられるので、私は生きるかぎり主を呼び求めよう。(詩篇116:1-2)

 隆さんは当時を降りかえって語ります。「僕は子供たちを強く、タフに育てたいと思っていたんです。クリスチャンていうのは、ただでさえ少数派じゃないですか。だから公立校の中でもまれて強くなるほうがいいと」そう思っていた隆さんに転機が訪れます。今年3月に開催されたチアにっぽんコンベンションに行った事がきっかけとなりました。「本当に家内の熱心さにひきずられるようにして行ったんです。(笑)最近の子供って暗いじゃないですか。挨拶もできない、シラけている。自分の子供たちも影響をうけて、それも仕方がないのかと思っていたんです。ところが会場でホームスクーリングの子供たちをみて考えが変わったんです。明るい、礼儀正しい、はつらつのびのびとしている。これはすごい事だ!素晴らしい教育だと思ったんです。」隆さんの感動はそのすぐ後、4月から子供たちをホームスクーリングに切りかえるという決断となりました。真佐美さんの祈りに、神様が時を備えて下さったのです。

■ アトピーも癒されて

 ついにホームスクーリングをスタート!とはいえ近所に仲間もなく、多くの不安もかかえたまま、ひたすら神様が助けてくださるからとの信仰の歩みであったといいます。今まで元気に学校へ通っていた二人の息子さんたち。二人とも野球チームで活躍したり、勉強にも励んでいたし、お友達とも元気に遊んでいました。しかし聖書の教えと正反対の教育をする学校で長時間すごすクリスチャンの子供たちは、霊的な攻撃やストレスをたくさん受けていて苦しんでいるのも現実でした。長男の元くんは長い間アトピー性皮膚炎でしたが、ホームスクーリングをして数日後には完全に癒され、今彼の皮膚はなめらかです。きっと自分でも気づかない多くのストレスを受けていたのでしょう。

 わたしは主、あなたをいやす者である。(出エジプト15:26)

 振り返り真佐美さんはこう語ります。「4月から私たち夫婦の生活のリズムは全く変わりとても忙しくなりました。教会の牧会もしていますので、本当に聖霊様に励まされてやってこれたと思います。でも子供達のうちにやさしい心をあたえられているのを見る時、学習に対する意欲や好奇心が与えられているのを見る時、そして何よりも家族愛、夫婦愛がぐんぐん深まるのを感じる時に、あらためて主にある教育の素晴らしさを実感します。主人とよく、ホームスクーリングをして良かったねと話しています。日本の家庭でもホームスクーリングは祝福されるんだと実感しています。」

■父親とキャッチボールを

 毎日はお掃除から始まります。学校へ通っていた頃はお手伝いなどしたことがなかった子供達もいまでは家の仕事をよく覚えました。そしてバイブルの時間から勉強がスタートします。家族全員で主の前に祈り、讃美し、み言葉を学んでいます。この、毎日家族全員で主を礼拝できる恵みが、篠原家の大きな喜びとなっています。学科にとらわれないホームスクーリング方法もありますが、篠原家では学校と同様のカリキュラムで進む教育に導かれました。教科書は学校のものを使用し、算数、国語、英語は両親が、理科、社会はNHKの教育番組を利用しています。祈りながら、そして子供達のペースをみて学習を進めています。学科以外にも、週に一度は大きな公園で自然にふれたり、家族みんなでトラクトを配りに行ったりしています。子供達はこの散歩をすごく楽しみにしています。通りかかった庭先のニワトリに餌をあげたり、はじめての経験がいっぱいあります。

 隆さんは語ります。「教えるという事は大変な事だと思います。正直疲れることもあります。なんでわからないのかと短気になりそうになったり。しかし父親が教えることには本当に深い意味があると思います。聖書にあるように神様は親に子供の教育を委ねているんですよね。たとえば、イチローとキャッチボールができたとしたら、子供にとってはすごい事だと思います。大リーガーだし、夢や憧れの存在。そのイチローとキャッチボールができたらすごい事です。でも父親とキャッチボールをするのは子供にとって、もっとすごい大きな意味のあることだと思うんです。だから、どんなに最高のチャーチスクールに入れたとしても、父親と遊んだり、父親と学んだりしなければ意味がない。聖書にあるように、その事を強く確信しています。」不安な点もありました。「今はいい、中学ぐらいまでは大丈夫教えられると。しかし、高校ぐらいになったら教えきれるだろうかと心配だったんですね。微分積分とか。そうしたら高学年になる程、子供達が自分で学んでいくようになるということをきき安心しました。」

■神様が我が家のリーダー

 篠原家は夫婦ともクリスチャンホームで育っていました。双方の両親はホームスクーリングを始める事に反対はしなかったものの、電話でホームスクーリングをはじめますとの報告に不安は隠せなかったといいます。

 そんな折、隆さんの母親が東京で開催される聖会のために上京し一週間ほど、一家と共に過ごす機会があったそうです。そして、「これは素晴らしい、これはみこころだ」という確信をもって、安心して帰られたそうです。一緒にいて身近に過ごす事で、主を中心とした生活の素晴らしさ、そして子供達の変化、成長がよくわかったからでした。

 ホームスクーリングをして楽しい事、恵みも沢山ありますが、逆につらいと思ってしまう事、悲しい事など、確かに試練もあると真佐美さんは語ります。でも最終的に「こんなにすばらしいホームスクーリングはやめたくない。」が家族4人の一致した意見でした。「圧倒的な勝利を与えてくださる神様が、私達家族のリーダーですスタートしたばかりですが、この最高のリーダーがいてくださるから、強い確信のもと、勇気を出して、感謝して歩んでいきたいと思います。」

 あなたの恵みは大きく、天の上にまで及び、あなたのまことは雲にまで及ぶからです。神よ。あなたが天であがめられ、あなたの栄光が全世界であがめられますように。(詩篇108:4-5)
 

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