主は私達を大またで歩かせて下さる

赤津 裕治

我が家のリズム

 ホームスクールを始めて2年半たって、朝起きてから寝るまでの流れのようなものは、やっと出来てきました。お手伝いは、食器ふき、掃除機かけ、ベットメイキング、洗濯物をたたんでしまう、(たまに干す事もします)。子供達は毎日の家事をだいぶ覚えました。妻のめぐみの良き手助けとなっています。

 朝の運動は、なわとび、テニスの素振りなどを少し。朝食と家事が済んでから、聖書の学びと、算数、国語などの勉強に入ります。午後は、テニス、習字、英語、スイ ミングの習いごとをし、土日は私が、聖書、理科、体育や、平日できなかったことなどのフォローをします。少しずつですが、我が家のリズムが見えてきたように思います。

 

耳から聞いて覚える

 長男は耳から聞いて覚えるタイプである事がわかってきました。「ビジュアル聖書マタイの福音書」の、ビデオの音声だけを好んで聞いているなと思っていたら、なんと、第1章を丸暗記してしまい、4章まで覚えてしまったのです!テレビを見る時間を制限しているので、ビジュアル聖書のビデオを見るときは、とても喜んで見ます。今は、5章の山上の垂訓まで暗記を目標にしています。

 勉強については、1、2年生のときは、国語と算数を、1日1時間くらいでした。でも算数は4月から初めて年内に教科書は終わってしまい、年明けは復習に当てました。漢字は苦手なのですが、あまりあせらず進めています。スポーツは、テニスとスイミングをしています。テニススクールへは、週2回、自転車で20分かけて、ひとりで行きます。今までに比べて、行動範囲が広がりました。テニス仲間も与えられ、楽しんでいるようです。

 次男はいつも長男と自分を比較する傾向があります。長男が勉強していると自分もやりたがるので、ひらがなカタカナは早い時期に覚えてしまいました。長男程には、ホームスクーリングしているという意識はないのですが、先日「ぼくはホームスクールなんだ」と意気込んで発言していました。

 

長女の誕生

 1月末に長女、愛衣が誕生し、4ヶ月になりました。主は祈りに答えてくださり、とても育てやすい赤ちゃんです。私は出産予定日の前に、おなかの中の赤ちゃんの様子、出産についてを図解入りで説明しました。神様がなさるこの神秘的な業を、子供達と体験することは、非常に大切だし、この上ないチャンスだと思ったので、助産院で、親子で出産に立ち会いました。そして無事出産後、主に感謝し4人でともに祈りました。

 今では、長男はどこへ行くにも「メイはボクが抱っこする!」と言います。机に向かい、左手はひざの上であやしながら、右手は漢字の書き取りをしていた事もありました。とてもほほえましい光景でした。お兄ちゃんたちがわれ先にとお世話をしてくれるので、上二人の時とは比べ物にならないほど、楽に育児ができているようです。

 

学校との関係

 長男が入学したときから、校長教師が私たちの考えを尊重してくださっているので感謝しています。1年程前のやり取りですが、『今は午前中に子供がひとり出歩いていると、警察が動いてしまうんですよ。でも、もしも赤津君が「学校はどうしたの?」と,聞かれたら、私の名前を出してくださって、『○○小の△△校長教師はわかっています』と言ってもらえれば、私が説明します』と言ってくださいました。また「良かったらテストなど受けることもできますよ。」「遠足などにもぜひ参加してください。」とも言ってくださいました。

 学校側としても、少しでも学校へかかわって欲しいという願いがあるようですが、今はその導きは感じられません。また、長男はあまり学校へは行きたいとは思わないようです。

 以前長男に「学校へ行きたい時があった?」と聞いたところ、

長男「うーん、始め(入学当時)は行きたかったけれど、今は行きたくない」

私「ホームスクールして良かったと思う?」

長男「うん。神様がホームスクールしなさいって言ったんでしょう?」

私「そうだよ。」

 長男は、自分はホームスクーラーだから、学校へ行く他の子供達とは違う事を認識しています。それは、神様の導く道へと、歩む事が一番良い方法だと知っているからです。

大またで歩かせて下さる

 2ヶ月に1度、近郊のホームスクーラー4組ほどで集い、子供達の発表の場を設けています。発表は何でも良いのです。ある子はピアノを弾き、また、工作の作品、暗証聖句、最近読んだ図鑑で面白かった事、前回は日本のことわざをみ言葉と照らし合わせて調べて発表していた子もいて、とてもおもしろかったです。我が家の子供達も、2年前に集い始めた頃は、前に立つのもやっとでしたが、少しずつ慣れてきました。もちろん、よくできなくてもよし!他の子と比べないようにしています。

 神様を第一とすると、神様の恵みが本当に良くわかります。子供達が、家事や手伝い、勉強においても、いっしょに遊ぶにしても、神様のことを知り、主に感謝しつつ、親にも喜んで従ってくれるのです。

 もちろん、親の方が自分勝手な態度をとってしまったり、愛が足りなかったりして、『子供を怒らせ(コロサイ3:21)』、子供との関係がぎくしゃくしてしまう失敗もあります。我が家では、子供が小さい時から、言う事を聞かなかったり、逆らったりした時に「おしりを叩きますね」と言ってスパンクしてきました。もちろんその後は、ありったけの愛情と励ましで慰め、イエス様の事を繰り返し話してきました。(箴言13:24、20:30 、22:15 、23:13、14 、29:15、17 )

これらのみことばについて、自分は受け入れられない、と思いつつも「でも、神様の言葉なのだから、信頼に値するはずだ」と、神様のみ言葉に賭けておこなってみた時、子供がとても素直になったのには驚きました。先日こんな質問をしてみました。

私「君達が、お父さん、お母さんに従わなかった時、スパンクされたね?」

子供達「うん。」

私「もし、スパンクされなかったら、どうだった?」

子供達「悪い子になっていた」

私「スパンクされた時、どうだった?」

子供達「その時は痛かったけど、でも、やってくれて良かった」

 年齢を重ねる毎にスパンクする回数は、減りましたが、今では子供達の心の中に従う喜びや助ける喜びを見ることができます。本当に主の恵みです。 

 ホームスクールしていると、周りの人の反対や理解されない面もあり、また時折将来の事を考えると不安がよぎることもあります。しかし主は私たちを心配しながら小またで細々と歩ませるのではなく、大胆に大またで歩かせてくださいます。それは、主が先に道を整えて下さるからです。

あなたは私を大またで歩かせます。

私のくるぶしはよろけませんでした。

(第二サムエル記22:37、詩篇18:36)       ◇